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ロック兄貴道 其の弐
「WINDMILL」
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1. これから回すぞ!と腕を上げてアピールします。
※腕は伸ばしましょう!
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2. 腕を伸ばしたまま、大きく弧を描いて
※怖がって腕を曲げると、
手がボディに当たって大怪我! |
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3. はい、当たりました!~(>_<。)/ |
4. さ、もう一丁いくぅ?ぺヤング? |
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荒業!足上げ腕回し
WINDMILLとは風車の意。
アントニオ猪木による「風車の理論」
-相手の力を利用して、逆切れして勝つ-
でお馴染みだ。
ソフトボールの投手が腕を一回転させて投げる投法のことでもある。
そして真打登場!十八番!待ってました!
世界で唯一、60過ぎても誠のロックを追求するえげれすのロックグループ
「The Who」のギタリスト、Pete Townshendの登場だ!
Peteによって開拓された、腕を回す滅茶苦茶な奏法は、
「WINDMILL」と呼ばれている。
何人かのロックギタリストが真似しているが、本家Peteとは比べものにならない。
回す回数が違う、回すスピードが違う、回す姿の美しさが違う。
やってみるとわかる。
手が痛い。
とても手が痛いよぉ、エーン!
(>_<) (>_<) (>_<)
おっと、取り乱し申し失礼仕った。
某はサムライ、泣き言は申さぬが理。
でも痛いよぉ~ワーン!
~(>_<。)\ ~(>_<。)\ ~(>_<。)\
全力で、高速で回すのは、とても勇気がいる。
興奮して、少しでもギターの位置がずれていると、
ボディやネックに指が激突して、大流血か、骨折だ。
現に、この奏法の生みの親である(Keith Richards説もあったが‥)
Pete本人も、何度も骨折している。
確か、80年代にステージのセットに手をぶつけて、
それ以来、華美なセットは使わなくなったとか‥
流血ぶりは、映画にもなった1969年Woodstockでの演奏シーンの手のアップ
で見ることができる。あまり血は出ていないが、手をざっくりと切っている。
なんで、自分の身を犠牲にしてまで、こんなバカなことをするのか?
それは、感情の沸騰、怒りの爆発なのだ。
抑えようのない感情の爆発、これこそが誠のロックなのだ!
ところで、WINDMILL奏法が上手い男は、
3タイプいることをご存知か?
今日は、特別に教えてあげよう。
1.抑えようのない怒りの感情、それを60過ぎても持っている男
2.人間社会の理不尽さを許さない純粋さを、いつまでも失わない男
元祖のPeteは、この1と2だね!
パパ、勉強になったよ!明日はホームランだね!
バカ!チー坊、ナボナじゃなくて、ワカメだろっ!
(`□´) コラッ! バシっ!
とても手が痛いよぉ、エーン!
(>_<) (>_<) (>_<)
さあ、泣いてないで、歌えチー坊!
♪ワーカメ好き好き~♪
おっと、また取り乱しまして失礼仕り申し候。
で、なんでござったかな?
あ、そうそう、WINDMILL奏法が上手い男の
タイプであったな。3タイプめを忘れておった。
それは、
3.頭のイカれた男
なのだ。
某は中学時代から、このWINDMILL奏法に取り付かれておるのじゃ。
頭がイカれてるとしか言いようがない。
弦も最低、アニーボールのレギュラー・スリンキーの太さが必要。
下手な厨房にはキツい太さだ。
絶えず強い衝撃をギターに与えているので、
ネックは反り、すぐにチューニングが合わなくなる。
いいことなんて一つもないのさ♪ベイベー♪
でも、継続は力なり!
某、齢2万30歳を過ぎてから、(おっと御免よ、デーモンさん)
誰も気がついていないであろう“コツ”に気がついたのだ!
それは偶然からだった。
いつものようにステージで腕を回していた時に、
「これだっ!」と気がついたのだ。
以来、それ以前の4倍くらいのスピードで回せるようになり、
腕もすっきり伸ばして回せるようになりましたとさ。
めでたしめでたし。
えっ?WINDMILL奏法のコツを教えてほしいって?
やだよ~ん!教えないよ~ん!
ヒントは、Peteの、いやThe Whoの歌の歌詞にあるじゃないか!
New Song:
My fingers kill me as I play my guitar
'cuz I've been chewing down at my nails.
フフフ、ローマは一日にして成らずじゃよ忠信。
さては、そなたは狐じゃな!
アントニオ猪木による「風車の理論」
-相手の力を利用して、逆切れして勝つ-
続く‥
サムライサム拝
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