江戸前ロックオペラ三重人格 -triophenia-
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拙者の名前はサムライ・サム。
M78星雲から、
地球に誠のロックを探しにきたのだ。
タイムマシンで江戸時代に飛び、二人の仲間を見つけた。
ミスター・モナー(太鼓)と、ミス・マサラ(低音鍵盤)。
さあ、三人で誠のロックを探しに行くぞぉ!
2004年11月26日(金)
原宿ルイード:20時40分~21時40分
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◆序章:三つの玉◆
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岡田屋で買った「時空を超える川」を広げるメンバー
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こんなところに川がっ!これは「時空を超える川」だ。日本では「三途の川」として伝えられている幻の川。ここに飛びこめば、誠のロックが見つかるかも知れない。 |
川の中から三つの玉がっ!玉の色は、「イエロー」、「マゼンダ」、「シアン」だ!ここがシアンのしどころだ。この三つの色は、「色の三原色」と言って、混ぜればほとんどの色ができるのだ。つまり、三人の禅メンバーが、それぞれの玉の音を探して、三つを混ぜれば「三重人格」=「誠のロック」ができるってぇ寸法だ。(強引)
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ハンズで買った玉は今一つ光が弱かったので、修正済
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サム : さあミスター・モナーよ!
貴殿から、イエローの玉の音を探しにゆけぇ!
モナー: おいら、行かないっす!
Blue禅いつまでも売れないんで、ドラム止めるっす。
サム&マサラ:エェ~!ままでぃ?止めてどうするんだ?
モナー:ドラム止めて、宇宙飛行士になるっす! |
◆第一章:「イエローの玉」の音◆
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たまたま客席にいた「魔人」や、「四季の会(謎)」に、
モナーの行方を訊ねるサム |
モナー!どこへ行ったんだモナー!
サムライ・サムは、イエローの玉を持って、客席にモナーを探しに行った。 |
なんと!
ミスター・モナーは、宇宙飛行士になるために
「種子島」へ行った!
そして、「宇宙センターバイト募集」に応募して、
食堂でおいしいメニューをつくっていた!
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結局!意味不明な自分に対し自己嫌悪に陥ったモナーは、ドラムを止めようと思った時の「爆笑哀愁実話」を披露した。なんてなごむ奴なんだ!現代社会に広めるべき「イエローの音」、それは「なごみ」つまり「平和」なのだ! |
ミスターモナーよ!平和の音こそ貴殿にふさわしい!
拙者と一緒にブギだ!ブブブブーギ!
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z◆第ニ章:ロック観音との邂逅◆
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マサラのマゼンダの玉の音は「正義」であった。さて、拙者サムライサムのシアンの音はどこにある?あっ!こんなところに川がっ!川にギターを落としてしまった!取りに行かなきゃ!あっ!巨大魚に食われるぅ!助けてくれぇ! |
なんと、観音様が助けてくれたではないか! |
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観音様:サムライ・サムよ、お前が落したのは、
この金のギターか?ジミな色のギターか?
サム: ジミな色の方でございます。
観音様:お前は正直者だ。褒美に、金のギターをあげよう。
サム: えぇっ!金のギター重いんでぇ、ジャンプすると、
ぎっくり腰んなるからいらないや。
観音様:ぶわか者!お前は上辺だけで音楽をやっている!
音とは、耳で聞くものではなく、心の目で観るものなのだ。
音を聞かずに音を観よ。
さすれば、誠のロックが見つかるであろう。
音を聞かずに音を観よ!
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◆第三章:自由な音へ◆
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Summertime Blues ~ 憧れのアフリカ
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観音様の教えに従い、音を探しに行こう。
よし、アッフリカへいくぞぉ!
アフリカは「真夏のブルース」なのだ! |
山の精霊
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教えを受けるサムライサム
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キリマンジャロの山の精霊よ、誠のロックはどこにある?
精霊:サムライ・サムよ、貴殿が探すシアンの玉の音は
自由なのだ!これからもなにものにも縛られず自由に生きよ!
サム:ち、ちょっと待って下さい。自由に生きてデビューはコケる。
転職7回浮きまくり。居場所知らずの群れ知らず。
精霊:自由に生きて、野垂れ死にしてもよいではないか。
それが人生というものだ。
サム:はーい!ボク、永遠のロック兄貴を目指しま~っしゅ!
よーし!拙者にとっての誠のロック「自由」を引っさげ、
現代社会に戻るぞぉ!
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◆終章:サルよ、猿回しに勝て!◆
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さあ、エンディングだ。
現代人は、操られる猿、そして首輪につながれた犬か?
拙者が求める「自由」はどこにあるのだ?
観音様: 空を見よ。空を見よ!
サム: 空に鳥が飛んでゆく。我ら現代人は、仕事や勉強や
人間関係に縛られに縛られているが、心だけは、
あの鳥のように 自由に天駈けねばならんのだ。
サルよ、猿回しに勝て!
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あ |
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社会で忘れられがちな自由。
我らBlue禅は、全身全霊を込めて、
皆様の心の自由のために、誠のロックを探し続けるのだぁ!
さ、いかがでしたでしょうか?江戸前ロック歌舞伎「三重人格」。
そろそろ、お開き近づいた。
またの会う日を楽しみに。
それでは皆様。
♪ご~き~げ~ん~よぉ~♪
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