江戸前ロックオペラ TAMMY -民~!- |
腐りきった現代社会に誠のロックはあるのか?
拙者サムライサム、腐りきった現代社会に暮らし、
「出る杭」として、メッタ打ちにされております。
しかし、誠のロックの志は忘れまいぞ!
四角の社会の命令に負けず己の正義を貫こうぞ、皆の衆!
2004年5月28日(水)
原宿ルイード:20時00分~20時35分
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◆序章:現実逃避◆ |
紙皿と紙コップでできたタイムマシンで、現実逃避を呼びかけるサムライサム
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ヤなことばかりの現代社会で、サムライサムは毎日、「出る杭」としてメッタ打ちにされていた。こんなことでは誠のロックは見つからないと考えたサムは、タイムマシンに乗って江戸時代まで飛び、日本人の誠のロックを探すことにした。正に現実逃避。これで江戸までひとっ飛びだ! |
◆第一章:相撲は平和の象徴>◆ |
ドラムのモナー氏は「相撲レスラー」として、知る人ぞ知る存在だったが、ファンからのメッセージ幕まで出る人気ぶりで、一気にブレイク!シェキナ・ベイベー!相撲レスラーは平和の象徴なのだ。日本人は古来から平和を愛していたのだ。 |
イケメン系よりナゴミ系の方が
モテるぜ、モナー!
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◆第ニ章:丸の世界と四角の世界◆ |
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戦争を避けて、平和に物事を解決するためにはじまった日本人の知恵、それが相撲。日本人は古来から、平和を愛していたのだ。そして、日本人は自然と共に生きていた。山にも海にも田んぼや畑にも、木や花にも、それぞれ神様がいると考えていたのだ。サムは山へ行った。
「山の精霊よ、悩める拙者に教えておくれ!四角四面の現代社会に、誠のロックはあるのかぁ!」 |
あ |
-山のお告げ-
現代社会は四角の世界。
四角い教科書で勉強し、
四角いコンピューターで仕事をした人々は、
いつの間にか
自分のやりたいことを忘れてしまい、
四角い社会の命令に
従ってしまう。
日本人なら
「丸の世界」
を思い出すのだ。
水の一粒一粒は、丸くて小さい。
しかし、
小さく丸い水の一粒も、集まれば川となり、大きな海となる。
変幻自在な水の如き心で、
己のやるべきことを貫くのだ!
さすれば、
それは川となり、海となることであろう。
サムライサムよ、
自然から学んだ「丸の世界」の心を、
現代社会に広めるのだぁ!
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あ |
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そして、後で返してくれ‥‥‥1890円もしたのだ‥‥‥サムライサムは金がないのだ・・・
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よーし!丸の世界を四角い現代社会に広めるぞぉ!現代人代表の「TOP氏」よ!丸の世界の象徴である「マンダラ・タイムマシン」を受け取ってくれぃ!
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◆終章:ええじゃないか!負けるが勝ちだぜ!◆ |
「丸の世界」を広めるために
現代社会に戻ってきたサムライサム。
しかし、裏切りと憎しみに満ちた四角い現代社会には、
自然から学んだ丸の世界の教えなど通じない。
誰もサムの言うことなど聞いてくれず、
親や先生や上司の言うことばかりきいて、
他の人に嫌われないようにしている。
サムライサムの居場所は、どこにもない‥‥
「正義はどこへ行ったのだぁ!」
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嘆くサムの前に、突然、素っ頓狂な「自称正義の味方」登場!
ミス・マサラだ!
中国拳法二段で、電車の中で痴漢を土下座させたこともある、当バンド一の力持ちで、女子高の素敵な先輩ランキングNo.1 だったマサラが、正義のメッセージを語った!
「女の子たちよ、親や先生やおじさんたちをやっつけるんだ!四角四面を打ち破れ!」
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そうだ。どんなヤなことあったって、
「ええじゃないか。」と笑い飛ばしてしまえばいいんだ!
しかし。
丸の世界と、四角の世界の心の戦いがはじまっている。
丸の世界が四角の世界に勝つには、どうしたらいいんだぁ、
観音様よぉ!
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「どんなヤなことあったとて、
水の流れに身を任せ、負けるが勝ちと受け流せ」
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観音様よありがとう!
誠のロック、あ、見つけたりぃ!
完
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